お葬式での仕事はしっかりした気持ちで

投稿者: | 2017年9月20日

何年も前の話です。
新潟に住んでた祖母が亡くなり、田舎だったこともあり、祖母の家が広く、祖母の家でお通夜もお葬式も執り行われました。
祖母の家に住んでいた伯母や従兄弟は慌ただしくしており、私は玄関で受け付けをやるように言われました。

 

非常に言い訳がましいのですが、当時の私は離婚するかしないかの大変な時期で、精神的に不安定であり、仕事以外では外に出られない状態でした。そのような状態になってから、初めて人が大勢集まる所に出て、正直心は困惑していました。

 

受け付けを始めてまず最初にみえたのは、近所の方で、お香典だけご持参下さり、足早にお帰りになりました。ぼーっとしていた私は、あろうことか香典返しを渡し忘れました。追いかけようと思いましたが、どこにも姿を見つけられませんでした。

 

これが困ったこと、私の失敗です。

 

慌てて、そのことを伯母に伝えたら激怒されました。そして近所の親戚が、その方の家を知っているからと、渡しに行ってくれました。

 

香典返しについては、これで解決です。でも伯母には平に謝りましたが、昔から気の強い伯母の怒りが治まらず、受け付けはもうやらなくて良いと言われました。そしてお通夜と告別式の間ずっと私は冷たくされました。

 

自分でも何をぼーっとしていたのだろうと、後悔と反省の念でいっぱいでした。

 

帰る時にもう一度伯母に平に謝り、少しは許してくれたように思いました。

 

私のようなドジな人は、あまりいないと思いますが、お葬式で何か仕事を頼まれたら、仕事の内容をしっかり確認し、しっかりした気持ちでやらなければいけませんね。

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