お葬式は宗派によって違いは有りますが、ふるくから行われているのが、亡くなられた方の枕元に置く、山盛りの白いご飯です。
供えられる山盛りの白いご飯、これは民俗学の研究で、ご馳走を盛り付けることで、魂を呼び戻そうとしているのだ、とも言われています。
そして、葬儀が終わり、出棺する時に、その供えられていた白ごはんはお棺に収められ、茶碗は出棺と同時に割られます。これは、もう、戻ってくることがない、という事をあらわしています。
家族葬の時にも、社葬の時にも、出棺が伴う葬儀でありましたら、殆んどがこのスタイルで行います。
近年は家族葬、というスタイルが増えています。
これは、高齢化が進み、会社を退職してから随分と長い年月を過ごした後に葬儀に至る、という事も関連しています。家族葬で、お坊さんを呼ばない、というスタイルも広がりつつあります。
葬儀のあとにも、特定の宗派にこだわらない、お寺の納骨堂へお骨を納める、というスタイルも昔からありますが、選ぶ人は確実に広まっています。
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